長岡花火がつなぐものそこに込められた
想いまで。
慰霊、復興、恒久平和への願い。そして、長岡の街が受け継いできた歴史。ミトモコーポレーションは、この大会が持つ意味を胸に、長岡花火に込められた想いを共有する多くの皆様へ、安全と安心を届けることを使命として、2026年も警備に臨みました。
長岡花火という
舞台を、
少しだけ知る。
私たちが警備に携わる長岡まつり大花火大会は、単なる大規模イベントではありません。長岡空襲からの復興を背景に、慰霊・復興・平和への願いとともに受け継がれてきた長岡花火。その歴史と想いを知ることも、この大会の安全を預かる私たちにとって大切なことだと考えています。
この花火には、
忘れてはいけない
歴史がある。
1945年8月1日、長岡の街は大規模な空襲に見舞われました。
市街地の約8割が焼け野原となり、1,489名もの尊い命が失われました。
その12日前の7月20日には、広島への原子爆弾使用を想定した模擬原子爆弾が、長岡市左近町に投下されています。
この戦禍による深い悲しみと記憶は、今も長岡の歴史に刻まれています。
空襲から1年後の1946年8月1日、長岡まつりの前身となる「長岡復興祭」が開催されました。
1947年には、戦争によって中断していた長岡の花火が復活。
1948年には8月1日を「戦災殉難者の慰霊」の日、2日・3日を「花火大会の日」とする形に改められました。
長岡花火は、犠牲となった方々への慰霊、街の復興、そして平和への願いとともに受け継がれてきました。
その歴史と想いは、現在の長岡花火にも脈々と息づいています。
戦禍の記憶から、
復興、そして現在へ。
長岡花火につながる主な出来事を、歴史の流れに沿ってたどります。
復興の願いは、
再び夜空へ。
2004年10月23日に発生した新潟県中越大震災は、
長岡市を含む中越地方に甚大な被害をもたらしました。
翌2005年を「復興元年」と位置づけ、
被災地の一日も早い復興への願いと全国から寄せられた支援への感謝を込めて、
「復興祈願花火フェニックス」が打ち上げられました。
長岡花火が受け継いできた復興への願いは、
中越大震災を経てフェニックスへとつながりました。
現在も長岡花火を象徴するプログラムの一つとして、その想いが受け継がれています。
だから私たちは、
「伝統ごと守り抜く」。
警備するのは、人の流れや会場だけではありません。
そこに集う人々の想い、長岡が受け継いできた歴史、
そして次の世代へつながっていくこの場所を、
安全という立場から支えること。
その責任を強く胸に刻み、私たちは一つひとつの警備に正面から向き合います。
警備するのは、人の流れや
会場だけではありません。
そこに集う人々の想い、
長岡が受け継いできた歴史、
そして次の世代へ
つながっていくこの場所を、
安全という立場から支えること。
その責任を強く胸に刻み、
私たちは一つひとつの警備に
正面から向き合います。
OFFICIAL MOVIE
映像で見る、長岡花火警備2026。
会場の規模、人の流れ、警備員の動き、現場の雰囲気を映像でご紹介します。
2026年の警備ダイジェスト動画は、公開後こちらからご覧いただけます。
※動画は現在公開準備中です。
花火が始まる前から、警備の仕事は始まっている。
長岡まつり大花火大会の警備は、本番の2日間だけで完結するものではありません。大会終了後の振り返りを次の警備へつなぎ、関係各所との打合せや現地確認を重ねながら、翌年の本番に向けて準備を進めていきます。2026年も、前年大会で得た経験を起点に、一つひとつの確認と調整を積み重ねてきました。
安全対策部会12回目
長岡まつり大花火大会の警備を重ね、2026年で通算12回目の警備実績となりました。
1,000名以上
2026年はグループ全体で延べ1,060ポストを配置し、大規模な警備体制で大会運営を支えました。
2DAYS
8月2日・3日の開催日に加え、8月1日夜から警備を開始。早朝帯から大会終了後まで継続して対応しました。
0件
冷たい飲料や弁当・おにぎり、塩分補給品、各種熱中症対策グッズを配布し、当社警備従事者の熱中症発生ゼロを達成しました。

会場風景
広域警備体制で
長岡の特別な
夜をつなぐ。
橋梁周辺、観覧エリア、物販周辺、駐輪場、道路沿い、シャトルバス乗降エリアなど、場所によって求められる対応は大きく異なります。2026年はグループ全体で延べ1,060ポストの体制を組み、本部・責任者・各班・遊撃が連携。来場者への案内・誘導、歩行者の安全確保、車両案内、混雑箇所の緩和に加え、突発事案への対応から高速道路インターチェンジの規制まで、広域にわたる警備を一つの体制で支えました。
AREA
広範囲の現場対応
複数の橋梁周辺や観覧エリアなど、特性の異なるエリアを包括し、街全体を広大な一つの会場として対応しました。
HUMAN FLOW
人流・滞留への対応
入場時から花火終了後の退場まで、人の流れの変化に応じて案内・誘導を実施。
TRANSPORT
シャトルバス動線
乗降場所や周辺動線で、来場者と車両双方の安全に配慮した案内を実施。
NIGHT
夜間からの警備
大会当日だけでなく、前夜から必要箇所を警戒し、早朝の状況変化にも備えました。
現場力を支える、徹底した事前準備。
グループ全体で延べ1,060ポストに及ぶ警備を円滑に行うため、大会開催に向けて継続的に打合せと現地確認を重ねました。図面だけでは把握しきれない道路幅や人が集中しやすい場所、資機材の設置位置、緊急時の動線などを現地で確認。あわせて、担当エリアごとの役割や指揮命令系統、連絡方法、交代・休憩、暑熱対策まで事前に整理し、当日の警備を安全かつ円滑に進められる体制を整えました。
現地実査・動線確認
橋梁周辺、観覧エリア、駐車・駐輪箇所、シャトルバス周辺などを事前に確認し、当日の人流を想定。
配置計画と役割分担
エリアごとの任務を整理し、責任者・各班・遊撃対応が連携できるよう事前に共有。
無線・資機材の準備
無線機、拡声器、誘導資機材、照明、救急用品など、長時間の運用を想定した装備を準備。
緊急時対応の確認
突発的な混雑、体調不良、現場環境の変化など、判断が必要な事案を速やかに共有できる連絡体制を整備。
夜空を染め尽くす光の下で、
地上の暗闇を守る。
花火が最も華やかな瞬間も、会場では人流・足元・周辺状況が絶えず変化します。警備員はそれぞれの持ち場で安全確認と案内を続けました。
2026年、現場で担った主な警備。
夜の会場では、人流・足元・周辺状況が刻々と変化します。警備員はそれぞれの持ち場で状況を見極めながら、大会全体の安全と円滑な運営を支えました。

橋梁・観覧エリア周辺
長生橋・大手大橋・長岡大橋周辺をはじめ、観覧エリアや周辺動線で案内・誘導を実施。時間帯によって変化する来場者の流れを確認し、通路の確保や滞留の抑制など、安全な人流の確保にあたりました。

シャトルバス動線
シャトルバスの運行に関わる周辺エリアでは、乗降場所への案内、待機列や歩行者の動線確保、周辺道路での安全確認などを実施。復路では花火終了後に一気に増える人流を見ながら、乗り場へ円滑につなぐ対応を行いました。

前夜・早朝の警戒対応
大会前夜から必要箇所に配置し、場所取りや周辺状況の変化を確認。大会当日の早朝から来場者が動き始めることを踏まえ、日中警備へつながるよう現場情報を引き継ぎました。

退場ピークから撤去まで
花火終了後は、短時間に大きな人流が発生する重要な時間帯です。分散退場を意識した案内、シャトルバスへの誘導、周辺状況の確認を行い、人流が落ち着いた箇所から順次警備解除・資機材撤去へ移行しました。
現場の「今」
を共有し、
判断につなげる
広い会場では、各持ち場が個別に動くだけでは十分ではありません。
2026年は無線等による連絡に加え、現場の状況を視覚的にも共有できる仕組みを活用し、
混雑状況や現場環境の変化を関係者間で共有しました。
- 衛星無線を活用したエリア間の情報連携
- 遊撃対応による突発事案へのフォロー
- 警備隊員に装着したウェアラブルカメラの現場映像を活用し、本部で会場内の状況をリアルタイムに把握・共有
- 大会関係者への迅速な報告・連携
来場者の安全を守るために、
まず隊員のコンディションを守る。
真夏の長時間警備では、熱中症対策も警備品質を維持する重要な要素です。飲料・冷却用品・休憩環境などを準備し、各エリアで補給できる体制を整えました。天候や足元の状況が変化した場合も、現場から情報を上げ、対応につなげています。

暑熱環境への備え
今年も「塩バナナ」の配布をはじめ、各エリアへの冷蔵庫・冷凍庫の設置、冷たい飲料の常備、各種熱中症対策グッズの配布など、隊員の体調管理を徹底しました。必要なときにすぐ水分・塩分補給ができる環境を整え、ミトモコーポレーションでは期間中の熱中症発生ゼロを達成しました。

警備服・装備の統一
大規模な警備体制の中でも隊員としての識別性と統一感を確保できるよう、警備服や装備を統一。夏季の暑さや強い日差しにも配慮し、アームカバーなどを活用しました。あわせて、担当エリアや時間帯に応じて必要となる誘導灯・無線機などを事前に整理し、安全かつ円滑に業務へあたれる体制を整えました。
感動の裏側に、
確かな安全を。
2026年、ミトモコーポレーションは通算12回目となる長岡まつり大花火大会の警備に、グループ一丸となり挑みました。大規模イベントの警備では、計画通りに進める力だけでなく、その場で変化する来場者の動き・天候・現場環境を見極め、関係者と連携しながら対応する力が求められます。これまで積み重ねてきた経験と、今年得られた新たな知見を次の現場へつなぎ、来場者・地域の皆さま・大会関係者が安心できる環境づくりに今後も努めてまいります。