令和7年8月7日(木)に開催された「市川三郷町ふるさと夏まつり 第37回 神明の花火大会」において、弊社は会場内の雑踏警備ならびに会場周辺の交通規制に伴う車両誘導を担当いたしました。
「神明の花火大会」は、山梨県内最大級となる約20,000発の花火が夜空を彩る歴史ある花火大会で、かつては日本三大花火の一つに数えられるなど全国的にも高い評価を受けてきた伝統行事です。
起源は地場産業である和紙に関わる神明社への感謝にさかのぼり、「一緒に見ると幸せになれる」という言い伝えも残るなど、地域に深く根付いた夏の風物詩として知られています。
当日はテーマファイヤー「光の軌跡~紡ぐ想い、繋ぐ未来~」をはじめとする多彩なプログラムが展開され、夜空を黄金色に染め上げるグランドフィナーレでは、約20万人もの観客が感動に包まれました。
弊社では、前年に引き続き警備を担当した実績を踏まえ、当日の朝に現地へ入り危険が想定される箇所や混雑が予想される地点を確認。前年の状況と比較し、観覧エリア周辺の人の流れや新たに変更となった交通規制箇所などを重点的に巡回しました。想定されるリスクを把握したうえで必要な対策を整え、警備業務に臨みました。
また、140名体制にて会場各所に配置され、雑踏警備として観覧エリアや動線上の安全確保を徹底するとともに、周辺道路では交通規制下における車両誘導を実施いたしました。観客の集中や車両の混雑が見られる場面でも、警備員一人ひとりが冷静な判断と確実な行動をもって業務にあたり、事故防止と安心できる観覧環境の確保に努めました。